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企業が押さえるべきデジタルリスクについて解説!

2022/09/30

基礎知識

企業が押さえるべきデジタルリスクについて解説!

昨今、SNSやWebサイトを通じて意図しない情報が拡散されたり、公開前の情報が外部に漏れだしてしまうリスクに対してどう対処すべきかが重要視されています。
日頃管理体制を取っている企業でも、公式アカウントの運営者である個人がその場の感情や思い付きの発言をしてしまい、思わぬ炎上に繋がることもあります。
そこで今回は企業が押さえておきたいデジタルリスク(Webリスク)を解説していきます。

主なWebリスクとその原因

まずはどういったところにデジタルリスクが潜んでいるのかをご紹介します。

内部セキュリティ

社内ネットワークのトラブルとして、ランサムウェアや情報漏洩が挙げられます。
外部からの侵入があった際にウイルス検知されず、個人情報や機密情報が抜き取られてしまう可能性があります。

風評被害

公式SNSアカウントの炎上や謂れのない記事(デマ)の流出・拡散が挙げられます。
過去に解決した事案等も誇張してSNSで拡散され、炎上するケースもあるため、常に炎上の火種は潜んでいます。

ITリテラシー不足

SNSは特に、発信した途端に拡散される恐れがあります。
Webツールの使用練度を高めることも重要ですが、適切に使えるようになる訓練も重要です。

Webリスク①内部セキュリティ

ここからは先述した項目から1つずつ内容をピックアップして解説します。

現在はサイバー攻撃の手口も巧妙化しており、気付かないうちに社内の機密情報が外部に抜き取られてしまうこともあり得ます。
こうした外部からの攻撃への対処はセキュリティソフトのこまめな最新化を行うこと、
特に重要な情報を扱うサーバーはオフライン専用サーバーとして外部からのアクセスを遮断することが有効です。

しかし内部での過失や故意によって情報が漏れてしまう可能性があります。
こうした事象によって万が一個人情報が漏えいした場合、非常に高額な対処費用が掛かります。
いつ起こるか分からないことへの備えとしては、社員教育の徹底やサイバーリスク保険などへの加入が有効です。

Webリスク②風評被害

風評被害は実害が出るまで課題認識されにくく、気が付いた段階では手遅れになってしまっているケースが少なくありません。

主な対策としては監視ツールの導入や専任スタッフの配置など、
被害の出ていない段階からの動き出しで被害を最小限に抑えることが重要です。

過去の記事では炎上した事例も紹介しております。

Webリスク③ITリテラシー不足

社内のITリテラシーの水準を引き上げることで、ヒューマンエラーを防ぐことができます。
そのためには定期的な研修の開催と、社内体制の見直しが必要です。
業務用のPCの管理方法や、社外での使用方法などを周知することで社内のITリテラシー水準を引き上げ、ITリテラシー不足による事故を未然に防ぐことが重要です。

SNSの危険性についてはこちらがオススメ

SNSは個人の使用方法や発言によって企業へ大きな影響を与える影響があります。
本記事ではTwitterに焦点を当てて解説しています。

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