広報担当に求められる危機管理対策
2025/02/10
基礎知識

皆さんのイメージする「広報」とはどのようなものでしょうか。
一般的には管理部門に所属し、社外に向けて経営方針や新商品・サービスをPRしたりする、いわゆる「販売促進」としてのイメージが大きいかと思います。
しかし、重大なトラブルなどが発生した場合、企業の窓口となって対応を行うのも広報担当者の仕事です。
ひとたびトラブルが発生すると、その影響は企業のブランドイメージや経営基盤を脅かすことになります。その際に適切な危機管理対策を準備できていたか否かで、その後の企業の命運が大きく分かれると言っても過言ではありません。
今回は広報担当者に知っておいてほしい、想定される企業の危機とその対策についてご紹介します。
企業が直面する危機
SNSやクチコミサイトにおける悪評の拡散
一人のネガティブな意見が、SNSによって大規模に拡散することは現在では珍しくなく、これが実質上の企業イメージに大きく影響します。
悪評については、その情報が真実か否かに関わらず拡散されるため、対応が遅れてしまうと取り返しがつかないことにもなりかねません。
情報漏洩
実際に出版社大手のKADOKAWAや宇宙航空研究開発機構(JAXA)でもサイバー攻撃による不正アクセスによって情報漏洩が発生しており、外的要因によって機密情報が漏れることも想定しておかなければならないリスクの1つです。
また、社員による内的要因での情報漏洩のリスクもあります。
早期対応のためのカギ
トラブルに対して「即対応」を行うためには、事前にあらゆるパターンを想定し、その準備を行っておくことが重要です。
また、危機の兆候を早期に察知するためには、インターネット上の動向を継続的に監視する仕組みを構築することも効果的です。
例えば、SNSやレビューサイトの書き込みを把握し、ネガティブな反応が急増している場合に迅速に対処できる仕組みがあれば、問題が深刻化する前に対応することができます。
ライフデザインでのサポート例
ライフデザインでは、以下のようなサービスを通じて企業の万が一の際の対応をサポートします。
ネット監視サービス
X(旧Twitter)をはじめとしたSNSや掲示板、レビューサイトをシステム・有人の双方から24時間体制で監視し、危機の兆候をいち早く察知します。
風評被害対策
ネット上で拡散される悪評などに対して、キーワード非表示対策や逆SEO対策などからお客様に最適な対策をカスタマイズしてご提案することが可能です。
最後に
企業のリスク管理は、万が一の時に慌てて対応するのではなく、日々の監視と対策準備によって未然に防ぐことが重要です。広報担当者として、企業の未来を守るために、ぜひ弊社のサービスをご検討ください。
安心して本業に集中できる環境を提供することが、私たちの使命です。
