新時代のマーケティングに不可欠なUGC
2021/12/15
基礎知識
UGCとは『User Generated Content』の略称です。日本語では『ユーザー生成コンテンツ』と訳されます。
企業ではなく消費者自身がSNSやブログなどで購入したコスメの感想や、衣類の着用に関するコメントなどのテキスト情報、写真や動画などを指した言葉です。
UGCが流行る理由
近年、UGCはユーザーの生の声やニーズが表現されているということで主にWebマーケティングにおいて、非常に重要視されています。
例えばアパレルにおいて、商品購入前にInstagramなどをチェックするというのもスタイルの良い海外のモデルが着用している企業が用意した広告よりも、自分に似た骨格の人が着用している方がイメージがつくという理由で検索する理由も容易に想像ができます。
また、企業が用意した文章よりも一般人のコメントや口コミの方が親近感が沸く為、購入の意思決定に至りやすいということも考えられます。
さらに、SNSは基本的に登録無料で、ほとんどの機能を利用できる為UGCを使った活動にはほとんどコストはかかりません。
これらの媒体で大々的なキャンペーンを行ったとしても、企業からの支出はなく宣伝を行うことが可能です。効率的に潜在顧客へとアプローチする手段として、UCGは積極的に利用できます。
UGCを創り出すために
商品展開によりUGC生成を促進
菓子のパッケージに絵が描けるものやミニフィギュアなどで写真を撮りインスタにアップする商品は企業側からSNSへの投稿を直接的に促すのではなく企業が商品展開をする際に消費者の心理的要素を計算し認知の拡大や購入につなげています。
キャンペーンなどでフォロワーを獲得+UGC生成を促進
SNSに投稿する際にハッシュタグをつけて投稿する+企業の公式SNSをフォローするとプレゼントが当たるキャンペーンを行います。
企業側から直接的にSNSへの投稿を促し、公式SNSのフォロワーが増え、ハッシュタグが付いた写真を投稿してもらうことでの認知拡大の2つを目的としています。
今まで通りの宣伝は通用しない
消費者の検索行動は以前とは異なっており、企業が用意した広告などに触れることなく、InstagramやTwitterなどで口コミを確認し、購入の意思決定をするということを行っているケースが増えています。
そのようなユーザーに対して今まで通りの宣伝の仕方では通用しにくくなっているのは事実で、今まで以上にUGCの重要性が高まっていると言えます。
さらに認知拡大の多くをマス広告が担っていた時には運用型広告が認知拡大に入る余地は限られていましたが、
主戦場がSNS上に移っていることで、これまでとは異なった戦略でマーケティングをしなければならなくなっています。
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