大阪王将のナメクジ問題…バイトテロ問題…なくならないSNS炎上に対する対応策は?
2022/07/27
NEWS
大阪王将の元従業員が店舗にナメクジが発生しているとTwitterに投稿したことで炎上している問題。
以前にも職場で不衛生なことをしている画像等をTwitterに投稿し炎上したことが話題となったバイトテロ問題など、
なくならないSNS上の炎上について、今回の大阪王将の問題と対策方法についてお話しようと思います。
大阪王将の騒動内容は?
「大阪王将仙台中田店」の元従業員を名乗る人物が、7月24日にツイッター上で告発したのが事の発端です。
「大きな冷蔵庫の扉と扉の隙間にナメクジ大量にいる」「もう大阪王将仙台中田店でナメクジ退治とゴキブリ退治やりたくない」などと投稿していました。
この投稿により、日常的に厨房に大量のナメクジやゴキブリが発生していることや、食品の不衛生な管理実態などが明るみになり、保健所が立ち入り検査に入るという騒動に発展しています。
保健所の立ち入り検査の結果は?
仙台市の保健所は7月25日に立ち入り検査を実施しました。
調理場からナメクジなどは確認されなかったものの、
衛生面で下記のような12項目の指摘があった為、同店に改善を指導したという報告がされました。
・厨房内や廃棄物保管場所付近の清掃の徹底すること
・食品衛生責任者について、早急に変更届を提出すること
・動物の飼育は行わないこと
・そ族昆虫の対策の更なる徹底を行うこと
大阪王将の反応は?
Twitterに投稿された翌25日には、大阪王将は公式ホームページで謝罪し、
事実関係について保健所と連携の上、検査および調査中であると発表しました。
公式サイト上で「仙台中田店に関する保健所からの調査報告書の受領について」と保健所の調査結果について公表。「今回の調査では、ナメクジ、そ族昆虫などは見受けられませんでしたが、湿気の多い季節に外部からの侵入があったことが店舗からも報告がございました。所轄保健所からご指摘をいただいた通り、出入口への網戸設置により、ナメクジ、そ族昆虫の外部からの侵入を防ぎ、再発防止を徹底いたします。合わせて衛生管理、害虫駆除も徹底し害虫の発生防止を強化して参ります」としています。
また、「2019年10月12日~2022年6月15日まで、店舗の屋外にて猫を飼育していたことが判明しました。当社では外部機関による衛生検査を年1回実施しておりましたが、検査当日は猫を他の場所へ移動をしていたため、本部にて把握ができておりませんでした」と店舗外で猫を飼育していた事実があったとし、「本来、飲食店で動物を飼育する行為は衛生上認められないことであり、また、警察に届け出をすることを怠っておりました。保健所からもご指摘いただき、改めて徹底してまいります」としています。
外部機関による衛生検査は年1回、全店で実施していたが、さらに全店で全従業員向けの勉強会を開催し、食材・店舗備品の取り扱いや衛生管理ルールを再徹底し、改善を継続していくとしている。
Googleビジネスプロフィールの店舗名が改ざんされる?
今回の騒動を受けて、Googleマップに表示されるプロフィールの店名が
正しくは、「大阪王将 仙台中田店」ですが、
「大阪王将 広東住血線虫(かんとんじゅうけつせんちゅうしょう)支部仙台中田ナメクG店」
「大阪王将仙台蛞蝓(なめくじ)店」「大阪王将 仙台中田ナメクジ店」
などと改ざんされているとのことです。
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対策方法は?
今回Twitterに投稿をした元従業員と名乗る人物は、劣悪な労働環境についても投稿しており、
そのような問題から告発をしようという考えになったのではないでしょうか。
元従業員はマネージャーに問題を報告していたということなので、企業側としては一従業員の声に耳を傾けることや、当たり前のことですが、衛生管理の徹底など問題が起こらない為の策を講じることが重要です。
また、弊社監視サービス【OWL eye】をご利用頂くことで、24時間365日Twitterの監視をすることが可能です。
即時通知が届くので炎上前に対応することや、知らないうちに炎上していたということを防ぐことが可能です。