ゼロから始めるSEO対策
2021/08/04
SEO
これからWebサイトを作成したり、
既にある自社の材料を使って宣伝やマーケティングを行う際に、必ずと言っても良いほど耳にするSEO対策。
今回はSEO対策の基本をまとめました。
SEOとは
SEO(Search Engine Optimization)とは
検索エンジン最適化の略称のことです。
既にSEOというワード自体も浸透しており、
書籍も多数出版されている手法です。
主な目的は自社コンテンツの宣伝や、マーケティングを効果的に行うことにあります。
これまでは外部からのアプローチによって検索順位を上げることもされてきましたが、
現在はサイト内の改修によって順位の向上を目指すことが主流になっています。
サイトの内部を再構成したり、コンテンツを充実させたり、
検索結果を上位表示させる為に行う作業は、実はユーザーにとって快適な検索体験を与えることに直結するのです。
SEO対策で大切なこと
大前提として、SEOなどの対策を行う上で気を付けたいのが検索エンジンのルール遵守をすることです。
正しく対策を行うことで、企業にもユーザーにもメリットのあるコンテンツ提供ができます。
SEO対策の効果はサイトの流入を増やすだけでなく、
サイトに訪れたお客様との繋がりにも結び付きます。
マーケティングの側面から見ても
検索上位を狙うことが可能なため、認知度やアクセス数の向上が期待できるのです。
また、ビッグデータを解析して計算されたSEO対策を行うことで、よりコンバージョンしやすいユーザーの流入を見込むことができます。
さらにSEO対策は、一般的な広告とは異なり、特別な費用を必要としないため、費用対効果の面からも効果は大きいといえるでしょう。結果的に中長期的に安定した収益確保につなげることができるので、インターネットを活用したマーケティングを行う上では、必須の対策といえます。
主な対策の流れ
SEOの主な対策には、大きくわけて、内部対策と外部対策の2種類があります。
中でも現在の主流は内部対策です。外部対策は自分で対策・コントロールするのが難しいのですが、内部対策は今すぐにでも対策が可能で、改善により順位アップなどの効果が期待できます。
内部対策について
内部対策とは、自社が運営するWebページの内容を、Googleの検索ロボット(クローラー)やユーザーが認識しやすくなるように改善する方法です。
第一の目的はユーザーの利便性です。
ユーザーにわかりやすいコンテンツをつくることにより、ユーザーの満足度も高まり、さらにクローラーに適切にサイト情報を伝えることで、サイトの評価も高まって順位があがることが期待できます。
内部対策には主に、
1.サイト構造の最適化
2.コンテンツの充実
3.内部リンクを回す
3つの方法が挙げられます。
1.サイト構造の最適化
サイト構造の最適化とは、
Googleのシステムが管理しやすい構造に、運営するWebページの構造を見直すことです。
Googleはクローラーと呼ばれるシステムを用いて世界中にあるさまざまなサイトを巡回し、インデックス(Googleに登録する行為)を行います。
そのため、TOPページから主要下層ページすべてにアクセスできるなど、クローラーが巡回しやすいサイト構造にすることで、インデックスがスムーズに行われるようになるのです。
その結果、検索結果上位に表示される可能性が上がります。
2.コンテンツの充実
コンテンツの充実を行うことで、Webサイトのボリュームが増えるので良質なサイトとして判断される可能性があります。
最近ではYoutube等の動画投稿も効果的な運用になります。
コンテンツが増えることでユーザーのサイト滞在時間の増加も狙え、データ収集にもつながります。
その結果、ビジネスとしてのチャンスも広げることが可能です。
また、特定のジャンルに特化したコンテンツを充実させることで、Googleがそのジャンルにおいてサイトとの関連性を理解し、上位表示すべきだと判断してくれる可能性もあります。
より多く質の高いコンテンツの設定を行うことは、ユーザーに対するサービス向上とともに、マーケティングにおける有効な手段ともいえます。
3.内部コンテンツを回す
内部コンテンツを“回す”とは、
関連性の高いページを内部リンクでつないでいき、サイト構造を強くすることを指します。
そのためには、各ページのキーワードをしっかりと設定し、リンクするアンカーテキストはリンクするページのキーワードにしましょう。ほかのページとキーワードが同じにならないよう、注意が必要です。
内部リンクを回す際には、関連ページやTOPページへのリンクをしっかり設置することが大切です。
外部対策について
結論からいえば、外部対策は現在の環境ではあまり効果的で無くなりました。
現在の主流SEO対策は内部対策であるものの、2015年より以前は、外部対策が主流なSEO対策の有効な手段のひとつでした。
しかし、それ以降はアップデートによって下記のような対策が厳しく扱われるようになりました。
その内容とは主に被リンクの数を増やすことです。
具体的には、ほかのWebサイトに自分のサイトへのリンクが貼られることを指します。
いくつものほかのWebサイトから被リンクが貼られているということは、それだけ多く紹介されているということにもなるため、被リンクが多いサイトは、価値が高いとGoogleに判断されていました。
しかし、意図的な外部対策(被リンク設置)によって、内容がなく存在価値の薄いサイトが上位表示されてしまうという理由から、Googleが対策を講じました。
その結果、現在では無意味なサイトへのリンキングはペナルティの対象となっております。
まとめ
SEO対策は、マーケティングを行う上で非常に重要な対策です。現在は内部対策がSEO対策の主流となっており、どれだけユーザーに貢献できるかが求められる時代となっています。
もはやSEOは「検索エンジンにおける裏技」的な立ち位置ではなくなり、ユーザーのニーズを読み取って応えることを求められる、順当な知識の求められる施策と言えるでしょう。
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