SEO対策にも影響する!!ページランクとは?
2022/02/16
SEO
ページランクとは、Googleの検索順位付けに反映している評価指標の1つです。
Googleマイビジネスアップデートにより、ページランクスコアの表示が2016年に廃止されました。
それ以降耳にする機会は減っていますが、現在においてもGoogleがコンテンツの重要度を測る指標の1つとして機能しています。
ページランクは、Googleの検索順位付けの判定に使われる基準の1つです。Googleは、200以上の基準を設け、どのサイトを検索上位にするかのか判断しています。ページランクはその基準の1つです。
具体的にどのようにランク付けをしているかと申しますと、1つのWebページが「どのサイトから、どれほどリンクをもらっているか」「リンクしているサイトの質はどうなのか」という判断においてページのランク付けをします。
ページランクが高い=検索上位に表示?
あくまでも検索順位を判断する基準の1つであるページランクは、高いほど検索上位になるわけではありません。
2011年頃にはリンクをもらうほど検索順位があがるという、ブラックハットSEOが通用しました。
ただ、現在においてはGoogleのアルゴリズムのアップデートによってその効果は薄くなっています。
最近ではサイトの運用率や、専門性の高い文章が掲載されていることなど、他の判断基準の方が重要性を増しており、ページランクを上げることだけに注力するのはコストパフォーマンスが悪くなっています。
ページランクの評価基準について、基本的には、以下のような考え方となります。
■質の高いリンクが多いほどページランクが高くなる
■リンクがスパムに該当する場合はペナルティ対象となる
質の高いリンクとは?
高品質で関連性の高いリンクが質の高いリンクと言われています。
具体的な基準には、以下のようなものがあります。
■オリジナル性:他で見ない独自の情報を記載している
■専門性:専門家による掲載や監修など専門性が高いもの
■最新の情報:常に情報を最新に更新している
■関連性:リンクを貼る側と貼られている側が掲載しているトピック内容が類似している
■コンテンツの内容が充実している
■Googleのガイドラインに沿っている=違反していない
例えば、自社サイトにリンクを送ってくれているWebサイトのページランクが高いと、自社サイトのページランクの上昇率が高くなります。
Googleは「ページランクが高いサイトの紹介(=リンクを貼っている)だから信頼できる」と判断するのです。
ブラックハットSEOは悪影響!
かつてあったSEO対策の一つにブラックハットSEOがあります。
以前は、低品質なサイト(スパムサイト等)が、
ブラックハットSEOの施策によりページランクを上げ、検索上位に表示がされておりました。
具体的なブラックSEOの内容は以下となります。
これらを行うとページランクに悪影響を与え、ペナルティをもらう可能性がございます。
■リンク投稿の売買
■対象リンクの交換や関連性のないサイトの相互リンクを過剰に行う
■押し上げたいキーワードを過剰に記載している
■ユーザーに対してリンクを設置するように義務づける
など
常にGoogleはユーザービリティを上げる為に更新している為、このブラックハット施策により、
ユーザーの検索に不都合な状態が続き、Googleの検索アルゴリズムアップデートにより対策をとられました。
現在ではペナルティをもらう可能性があります。
ページランクがSEO上持つ意味
ページランクはあくまで「リンクがどれだけ集まっているか」を表す指標です。
ページランクが高いからといって検索結果上位に上がるというものではありません。
ページランクが高いに越したことはありませんが、ランクが高いからといってSEOにおいてランキングがあがるということに直結しませんので、意識しすぎたり注目しすぎる必要は全くありません。
自社サイトのSEO対策について